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業務の引き継ぎを間違いのないように心がける転職後まで前の会社の仕事や問題が追いでは困るし、逆にいかにうまく処理するかで評価が高まることにもなるのだから、かけてき(やか)ここは完璧(かんぺき)を期するよう心がけたい。
後任者のために自分のしてきた職務内容を箇条書きにして残しておく次の人が仕事をしやすい環境を整えておく気配りは、自分にもけっしてマイナスにはならないものである。
的「円満退職」を心がけるこれはほかでもなく、いままで話した六つのポイントをうまくクリアすることを意味する。
どれかひとつでもなおざりにすると、転職そのものにもかげが生じ思わぬケガをする。
ともかく立つ鳥あとを濁さず。
の姿勢を忘れないことだ。
退職する時期はいつかベストか自分のことだからといって、退職の時期を自分の都合だけで決めてしまっていいというものではない。
申し入れる側があれば受理する側もある。
相手の都合も考えて事を運ばなければ、「勝手な奴だ」、「分別のない人間だ」とつまらぬ烙印を押されることになってしまう。
辞めぎわの悪印象は意外に尾を引くもので、それが企業利益や業務遂行にからむときなどはなおさらである。
退職時期に繁忙期を避けるのは、円満退職に支障をきたさないための必須マナーだが、その点を改めて確認しておきたい。
繁忙期には、全社的なもののほか、たとえば、3月、9月などの決算期を控えた経理部などのように、所属部署によるものもある。
また技術者や企画者として何かのプロジェクトチームに参加しているときも事情は同じ。
同僚が残業までして忙しくしているときに突然「辞めます」といったり、プロジェクト推進半ばで「サヨナラ」するなどというのは、プロ意識を疑われて「とんでもない奴だ」と批判されても仕方がないし、まずいやり方だ。
だから、自分の仕事の性質を考えて無理がなく、一区切りついた暇なときを選ぶ。
これが退職時期を選ぶときの重要なポイントだ。
これは、退職希望者の多くが、賞与をもらってから辞めようと考えていることを示しているわけだが、実際そうする人が少なくない。
「もらえる権利を放棄する手はない」と考える気持ちは至極あたりまえだし、確かにそのほうがムダもなく理にかなっているように思えるのだが、しかし、私はここで一考をおすすめする。
賞与をもらってからやめるのは、退職後に転職を考える人にとって、意外な落とし穴になる場合が少なくないのだ。
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